こんにちは、「せやまるのいえづくりブログ」第5話へようこそ!
今回は、「今すぐ家を建てるべき? それとも、もう少し待つべき?」と悩んでいた私たちが、「やっぱり今だ」と決断するに至った理由を、アパート生活で感じたリアルなエピソードと共にお伝えします。
✅この記事でわかること(家づくりを先送りするか悩んでいる方へ)
🏠 賃貸アパートで感じた「子育て」「光熱費」「家事ストレス」のリアル
🕒 家を建てるタイミングに悩んだ我が家の現実的な問いと向き合い方
💬 資産価値より「家族の今」を重視した、私たちの決断の理由とは?
■ 管理会社からの電話で現実を突きつけられた日
家づくりを真剣に考えるきっかけになったのは、“子どもの足音”でした。
ある日、見知らぬ番号から着信があり、出てみるとアパートを管理している不動産業者の方からの電話。
「あの〜、昨日の夜って何か騒がしいことされてましたか?」
その一言に、心臓がギュッとなるような思いが走りました。
4歳と2歳の兄弟が元気いっぱいに走り回る音。それは、私たちにとっては日常でも、下の階の方にとっては“騒音”だったのです。
それ以降、下の階の住人とすれ違うたびに「申し訳ないな…」という気持ちがつきまとうように。「静かにして!」「ジャンプやめて!」と子どもを叱る日々が続き、自分自身もどんどん苦しくなっていきました。
■ 夏はサウナ、冬は冷蔵庫。光熱費が家計を圧迫
築年数の古いアパートでは、夏は暑すぎてエアコンがフル稼働、冬は底冷えする寒さ。子どもがまだ小さいこともあり、1日中エアコンをつけっぱなしにする日も少なくありませんでした。
その結果、ガス代と電気代を合わせて3万円を超える月もありました。
「家賃+光熱費」を考えると、「これってもう戸建てと変わらないのでは…?」と感じるように。快適さがないのに出費だけがかさむ暮らしに、疑問を持ち始めました。
■ すれ違えないキッチン。共働き夫婦の家事も限界
我が家は共働き。朝晩は夫婦で連携して家事をこなしたいのに、キッチンが狭すぎてすれ違うことも困難。料理も片付けも一人ずつしかできず、「ちょっとどいて」「後ろ通るよ」が口ぐせに。
「これって、ずっと続けられる生活なのかな…?」
そう思う日が増えていきました。
そして何より、毎日忙しい中でごはんを作ってくれている妻の姿を見ていると、
「せめて、気持ちよく家事ができる空間を用意してあげたい」という思いが芽生えました。
家を建てたい理由には、子どもたちのためだけでなく、妻のためという気持ちも、確かにありました。
■ 「この家で高校までは無理だよね」から始まった現実的な問い
そんなある日、妻がふとこうつぶやきました。
「さすがにこの家で高校までは無理だよね」
「じゃあ、いつ建てる? 子どもが小学校に上がる前? 中学? それとももっと先?」
「いつかは家が欲しいね」と話していた我が家が、初めて“本気で時期を考えた瞬間”でした。
■ 空き家が増える?価格は高騰中?それでも今だと思った理由
SNSやニュースでは「空き家が増える」「マンション価格はバブル」といった話題が飛び交い、「今買うのは損じゃないか」と不安に感じたこともありました。
でも、夫婦でこう考えるようになりました。
「じゃあ、10年待って家が安くなったら建てる?でもそのとき、子どもは何歳?」
「一緒に遊んでくれる? 週末に家でゴロゴロしてくれる?」
家を建てることに“資産価値”を求めるのではなく、
「今、この瞬間の暮らしやすさ」を守るために必要だと感じたんです。
■ 家は“贅沢品”だけど、我が家にとって必要な投資だった
正直、家って贅沢品だと思います。
賃貸を続ける、中古を買うという選択肢もありました。
でも、アパートで感じていた「足音の不安」や「光熱費の負担」「家事のしにくさ」は、どれも解決しませんでした。
そして決めたのが、“家を資産ではなく、快適な暮らしの道具”と捉えることでした。
そんな考えを後押ししてくれたのが、せやま印工務店のこの言葉です。
「家なんかにお金をかけるな!質を担保しろ!」
見た目よりも中身、豪華さよりも使いやすさ。
自分たちにちょうどいい家を建てよう、そう決めたのです。
🔜 次回予告
次回は、我が家が土地探しの中で気づいた「見落としがちな落とし穴」や、実際に困ったリアルなポイントをお話ししていきます。
「土地って、どう選べばいいの?」「現地で見るべきことって?」
そんな疑問を持っている方に、きっと参考になる内容です。
ぜひ、次回も読んでいただけたら嬉しいです!
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