第3話|名古屋市内での土地探しのリアル。我が家が“子育てに合うエリア”を選んだ理由とは?

せやまるのいえづくり

こんにちは!「せやまるのいえづくりブログ」第3話へようこそ。

✅この記事でわかること(名古屋で土地探し検討中の方に)

🏘 名古屋市での土地探し、共働き&子育て世帯の“リアルな判断軸”
🗺 せやまる調べ!名古屋市16区のエリア特徴まとめ表
🤔 候補地を比較して、最終的に「ここにしよう」と決めた理由とは?

今回は、私たち家族がどのように名古屋市内で土地を探したか、そして何を決め手に最終的な1区画を選んだのかをお話しします。


■ 家づくり最大の難関?土地探しスタート!

間取りや予算の前に、そもそも「土地がなければ家は建てられない!」ということで、まずは土地探しからスタートしました。

…が、ここで早くもつまずきます。

スーモやホームズなどで検索し始めたものの、名古屋市内の土地はどれも高い! 希望する30坪台後半〜40坪前後で絞ると、そもそも選択肢がかなり限られてしまいました。

さらに、「広いけど駅から遠い」「駅チカだけど狭い」「値段が手頃だけど周囲の雰囲気が気になる」など、ひとつとして“完璧な土地”には出会えず…。条件の優先順位を決めるのが一番の悩みどころでした。


■ 比較した候補地の紹介

私たちが検討したのは、主に以下のようなエリアです。

  • 価格重視エリア:30坪台後半/比較的手頃 → 広くて安いが、夜の雰囲気が少し不安
  • 駅近・人気エリア:30坪前後/価格高め → 駅近&人気だけど、狭くて建物に制約が多い
  • 通勤に不便な郊外(候補外):価格と環境はいいけど、夫婦の通勤に不便
  • 子育てしやすい住宅街(最終決定):40坪前後/予算ギリギリ → 駅から遠いが、子育て環境が好印象!

どれも一長一短。 でも、日々の暮らしや子育てを第一に考えたときに、「子育てしやすい住宅街(最終決定)」が一番バランスが取れていると感じました。


■ 【参考】名古屋市16区の目的別エリア分類(せやまる調べ)

区名主な特徴
千種区人気・駅近エリア
東区人気・資産性重視エリア
北区価格重視
西区バランス型・利便性
中村区駅近・再開発進行エリア
中区超都心・利便性重視
昭和区資産性・学区重視
瑞穂区人気・バランス型
熱田区歴史と利便性が共存
中川区価格重視・ファミリー層も多い
港区郊外型・価格重視
南区価格重視・庶民的
守山区子育て&自然重視
緑区子育て&広い土地が魅力
名東区人気・バランス・教育環境
天白区子育て・静かな住宅街

※これは「せやまる一家」が実際の土地探しを通じて感じた、主観的な分類です!参考程度にどうぞ◎


■ 決め手は「今の生活にフィットすること」

今、子どもたちは保育園に通っていて、夫婦は共働き。 だからこそ、「朝夕の送迎がスムーズにできること」がとても重要でした。

購入した土地は駅から少し距離がありますが、 保育園が通勤ルートの途中にあり、自転車通勤も慣れていたので十分許容範囲。

また、周囲の静かな住宅街の雰囲気も良く、 ここでなら安心して子育てできそうだと感じたのも大きかったです。

ちなみに、「保育園なんて一時的なんだから、それで土地を選ぶのはどうなの?」と思われる方もいるかもしれません。 たしかに、子どもが成長して小学校・中学校に進むとまた生活スタイルは変わります。

でも、共働き家庭にとっては「今この数年間の生活のしやすさ」が何より重要。 毎朝の送り迎え、荷物の多さ、悪天候の日の対応…。

そんな日常のストレスを少しでも減らせる環境であることは、我が家にとって大きな意味があると考えています。 家が完成して実際に住んでみてからどう感じるかはこれからですが、今の選択に後悔はありません。


■ タイミングとご縁。価格が下がった瞬間に決断!

実はこの土地、日々ネットでチェックしていた中で、価格が大きく下がったタイミングがありました。

「これはチャンスかもしれない」と感じた私たちは、まだ工務店との正式な契約前ではあったものの、「この土地で希望の家が建てられるか」を確認するため、せやま印工務店さんに相談しました。

すると、なんと担当者さんが定休日にもかかわらず現地確認に行ってくれたんです。
「この広さ・形状なら、希望の間取りも十分実現できますよ」との返答をいただき、私たちは安心して土地契約に踏み切ることができました。

さらに印象的だったのは、良い点だけでなく気になるポイントも、包み隠さず丁寧に教えてくれたことです。

たとえば、

  • 隣地のブロック塀の一部がわずかに越境している可能性があること
  • 将来の建て替え時に越境を解消する「覚書」があるか確認すべきこと
  • 土地が準防火地域であり、延焼範囲の窓は防炎ガラスが必要になり、建築費がやや増える可能性があること

といった、見落としがちなポイントを丁寧に説明してくれました

それでも「この土地は条件面ではおすすめできます。でも大きな買い物なので、ご夫婦でしっかり話し合ってから決めてくださいね」と、一歩引いた寄り添い方で接してくださったのが本当にありがたかったです。

もちろん、すべての担当者が同じような対応をしてくれるとは限らないとは思います。
でも、少なくとも私たちにとっては、「この人となら家づくりを任せたい」と思える出会いでした。

この誠実で丁寧なやりとりが、最終的に「この工務店にお願いしたい」と思う決定打になったのです。


■ 土地選びに“完璧”を求めないこと

土地探しをしていて痛感したのは、「100点満点の土地は存在しない」ということ。

私たちも何度も迷い、時には「もう少し探せばもっといい場所があるかも…」と思いかけました。

でも、最終的には“今の暮らしにフィットしているか”“そこに住むイメージが持てるか”が何より大事。

そして、土地単体で考えるのではなく、「どんな家を建てたいか」とセットで考えることが、成功のカギだと感じています。


📖 これまでの家づくりストーリーはこちらから読めます♪

第1話|子どもを怒らない家が欲しかった → 子どもを怒ってばかりの毎日から抜け出したくて。家づくりを考え始めた本音。

第2話|マンション?戸建て?迷ったからこその選択  → 子どもの“のびのび空間”をどう確保する?我が家の選択。


次回は、いよいよ土地に対して「どんな家を建てるか?」について。 せやま印工務店でのプランニングの進め方や、わが家が大事にした“あるテーマ”についてお話しします。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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