家づくりで一番大変だったのが「間取り決め」でした。
たぶん夫婦で100回くらい話し合ってます。
最初は「楽しそう!」だったのに、だんだん悩みと疲労で無言になってくる時期も…。
今回は、せやま印工務店で作ってもらったベースの間取りから「どんなステップで間取りを決めていったのか」「夫婦でどんなことを話し合ったのか」ベースの間取りをもらってからの全過程をリアルに振り返ります。
展示場は“テーマパーク”だった
家づくり初期、住宅展示場にも行きました。
でも正直、「すごいな〜」とは思っても、
自分たちの家とはまったくサイズ感も設備も違いすぎて、参考にならなかった。
テーマパークに遊びに行った気分(笑)
もちろん「こういうテイスト好きかも」みたいな方向性を話す場にはなったけど、
現実の家づくりに活かせることは少なかったかもしれません。
完成見学会はリアルだった
一方で、完成見学会はめちゃくちゃ参考になりました。
実際にその工務店で建てた家を見ることで、
「リアルな広さ」「生活のサイズ感」「標準仕様のイメージ」がつかめたからです。
「あ、この広さだとこう感じるんだ」
「収納の位置、こういうふうに取ってあるんだ」
その場で図面をもらって帰って、何度も見直しました。
やっぱり**“現実感”がある情報じゃないと、間取りの判断ってできない**んですよね。
YouTubeやSNSも活用したけど…見すぎ注意
僕たちはYouTubeもかなり見ました。
特に「カエル建築」さんの動画は間取りや収納のアイデアが豊富で参考になりました。
ただ、どんどん見るうちに情報が増えすぎて、
- あれもいい
- これも入れたい
- こうすればもっと良くなるかも
…と、「選ぶ疲れ」に襲われました。
なので、途中からは「自分たちの暮らしに本当に必要か?」を必ず考えるようにしました。
よそはよそ、うちはうち。
比較じゃなく、“納得”で決めることが大事でした。
図面で“暮らす”イメージを持てるまで考え抜いた
間取りって、図面を見てるだけだと意外と想像ができない。
だから僕たちは、図面を広げながら「朝起きたときの動き」や「洗濯・食事・寝かしつけ」まで声に出してシミュレーションしました。
- 「子どもが走るとしたらどこ?」
- 「ここに洗濯物干してたら通れなくない?」
- 「夜中にトイレ行くとき暗くないかな?」
図面の中で“暮らせるようになるまで”考えること。
それが一番大事だと感じました。
夫婦でぶつかっても、納得できれば受け入れられる
正直、意見が分かれてケンカみたいになったこともあります。
でも「じゃあ、どっちが正しいか」じゃなくて、
「どっちも納得できるまで話す」って姿勢が大事だった。
僕たちは最後、
「後悔する可能性はゼロじゃない。でも、納得して決めたなら、その後悔も受け入れられる」
ってところで落ち着きました。
1日空けて話たりすると、お互い冷静なって話ができましたよ。
まとめ
- 展示場は雰囲気を見る場所、現実感はあまりない
- 完成見学会は間取り・仕様・サイズの体感に有効
- SNSは情報収集に使いつつ、自分たちの暮らしに合うか常にチェック
- 図面で生活をシミュレーションして、「ここで本当に暮らせるか?」を夫婦で検証
- 最後は「納得感」が何より大切
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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